ナマコ730個体を計測し、自然界に放流

 1月20、21日、TRCTは、College of Micronesia(COM)のCooperative Research & Extention(CRE)と共同で、これまで養殖をしてきたナマコの計測作業をサポートしました。
 3年前から、COM-CREとTRCTはタミル地区西方のメルール村の沖合いに養殖場を設置し、Sand fish(学名:Holothuria scarba)という種類のナマコを養殖してきました。養殖の初期は小さな受精卵でしたが、今では20cm前後の個体もあるほど見事に成長しました。

 2日間の作業で、730のナマコが計測のために浅瀬の養殖場から村のメンズハウスに持ち込まれました。すべてのナマコの体長と体重の計測後、村の沖の藻が生えている浅い海へ放されました。

 この調査の目的は、ナマコの成長速度を確認することです。本来ナマコはヤップの海にはたくさんいたのですが、中国への輸出を目的とする乱獲によって、絶滅寸前まで追い込まれました。
 この状況を改善することを視野に、この養殖プロジェクトはCOM-CREとサポーターのTRCTによって始まりました。

 COM-CREの専門家によると、ナマコは「海の掃除屋」と呼ばれるそうです。ナマコは陸から流れ込んできた堆積物を食べ、フィルターのように排出します。ナマコは海を健康に保つために重要な役割を果たします。十分な数のナマコがいなければ、海水が濁り、日光が届かないために暗くなります。そうなると、サンゴが育つことができません。健康なサンゴは魚や他の海の生きもののより良い生息地となるのです。

(現地ボランティアスタッフ・後藤はるか)

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